クイック矯正の治療に要するトータルの治療期間はどのぐらいですか?
抜歯が必要ないケースでは、早ければ2ヶ月ぐらいでしょう。
抜歯が必要なケースでは、4ヶ月ぐらいでしょう。
矯正治療のコラボレーションが必要なケースでは、3〜6ヶ月でしょう。
通常は、クイック矯正治療の初期の段階で仮歯に変わりますので、その時点で歯並びはキレイになっています。
治療期間を左右するステップは、仮歯の修正を行う段階です。 このステップが1回で終わる人もいれば、3回、4回と繰り返してイメージを固める人もおられます。
抜歯を伴う場合は、抜歯した後の傷口が固まるのに2〜3ヶ月かかりますので、この間に仮歯の修正を同時進行で済ませておきます。
矯正治療を伴う場合は、矯正治療自体に1〜4ヶ月はかかります。 (目指す仮のゴールにより様々です)
参考までに記すと、型採りをしてセラミック・クラウンが完成するのには、途中のチェック経て3〜4週間かかります。
右上の1本だけが捩れて気になるのに、「左右の2本を削る」と言われました。 ナゼですか?
それは見た目をより審美的にするために、歯の大きさや形、並びを左右対称にしてバランスを整えるためです。
歯が捩れてるという事は、その歯の部分は歯の並ぶスペースが狭くなっています。 この状態で、もし右上の歯だけを削ってセラミック・クラウンをセットすると、左上と較べて歯の幅の狭いさし歯ができて、左右対称ではなくなります。 そうすると見た目的にちょっとおかしなことになってしまいます。
そこで、左上の歯も削って、左右で歯の大きさや形を揃えます。 そうすると、左右対称になりバランスが取れるようになります。
更に言うと、もしかしたら状況によっては、捩れた歯を抜歯して、前歯4本分の範囲を処置してクイック矯正をした方が・・・、ということだってあるかもしれません。
削りすぎるのはもったいないし、削り足らなくて治療の結果に満足できないというのも困ります。
カウンセリングの段階で、よく説明を聞いて、確認されることが大事です。
合わせて歯も白くしたいのですが、出来ますか?
もちろん出来ます。
ただし、クイック矯正で扱った歯だけを白くしても綺麗にはなりません。 そこだけ白かったら、お口全体の中で浮き上がってしまい、見た目的にとても不自然になってしまいます。
歯を白くしたいのであれば、ホームホワイトニングなどで笑ったり、話したりして見える範囲の歯を全て白くしておくことが大事です。
そして、その白さから連続するようにして自然な感じで白い歯になるようにします。
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クイック矯正の背景となる基本的な事柄について説明しています。